おりものの状態が黄色または黄緑色で細かい泡状、さらに悪臭を伴う場合はトリコモナス膣炎の可能性があります。トリコモナス膣炎とは、主に性交渉によってトリコモナスという寄生虫が膣内に侵入することによって引き起こる性感染症です。
おりものの異常以外にも、外陰部の腫れや痛み、かゆみ、排尿時や性交渉時の痛みなどの症状が現れますが、約半数の人は自覚症状がないとも言われています。一度感染してしまうと自然治癒することはありませんので、必ず医師の治療を受けましょう。
そのまま放置してしまうと、不妊症や早産の原因にもつながりますので注意が必要です。 性交渉によってパートナーにも感染させてしまう危険性がありますので、早期発見、治療をすることが大切です。 また、性交渉だけでなく、公衆浴場や公衆トイレなどといった場所からも感染する可能性があります。
感染予防のためには、まず性交渉時にはコンドームを使用するようにし、公衆浴場やプールなどでは、他人が使用したものなどは洗ってから使うようにしましょう。おりものが多い人は特に下着やガードル、ストッキングなどで蒸れないように気をつけ、通気性を良くして患部を清潔に保つことが大切です。
しかしビデやシャワーなどでの洗いすぎは、症状の悪化や、膣内の自浄作用を弱めてしまうことにつながりますので注意が必要です。しっかり完治しないまま性交渉を再開すれば再感染し、再発を繰り返すと膣炎が慢性化することもありますので、適切な治療を受け完治するまでは性交渉を控えるようにしましょう。