おりものに血液が混ざっている場合には、子宮頸がん、子宮頸管ポリープ、クラミジア感染症、トリコモナス膣炎などの危険性があります。不正出血のおりものは色が茶色またはピンク色をしていることが多く、比較的見た目でその異常を判断できますが、少量の出血で分かりにくい場合もあります。
それ以外には、機能性出血といって思春期によくみられるホルモンの分泌異常が原因の場合や、排卵の頃に起こる排卵期出血でもおりものに血液が混ざる事がありますが、これは多くの人に見られる症状で体に異常があるわけではないため心配いりません。
しかし、自分自身で出血に異常がないかを見分けるのはとても難しいことなので、少量の出血でも一度婦人科で診察を受けることをおすすめします。特に子宮頸がんは、性交渉の経験がある女性なら誰もがなる可能性があり、若い人に増えているがんです。
早期発見をすれば完治させることができますが、そのまま気づかずに放置してしまうと悪化し、子宮摘出や最悪の場合は死に至る可能性もありますので、おりものに不正出血が見られる場合には大きな危険性があることを認識しておきましょう。
妊娠中の場合には、出産が近づくと子宮が開き始めることで血液の混じったおりものが出ることがあります。一般にはおしるしと呼ばれますが、これは自然な現象なので心配ありません。しかし、妊娠初期や中期におりものに出血が見られる場合には流産などの危険性が考えられますので、必ず婦人科へ連絡しましょう。