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妊娠中のおりもの

妊娠初期

妊娠して受精卵が着床すると、卵胞ホルモン(エストロゲン)が大量に分泌され、子宮頚管の分泌物も増加するためおりものの量が多くなります。これは、体内への細菌の侵入を防ぎ胎児を守るための自然な反応ですので心配する必要はありません。

また、受精卵が子宮に着床した時に、着床部分の粘膜がはがれておりものと体外に排出される着床出血が起こることがあります。これは妊娠した全ての人に起こるわけではありませんが、茶色や薄いピンク色のおりものの色で、約2-3日から1週間程度で収まります。

しかし出血の量が多かったり、出血が収まらない場合にはすぐに婦人科を受診しましょう。妊娠初期にはまだ子宮内の状態が非常に不安定なため、流産などの可能性も考えられます。着床出血は妊娠したというサインでもありますが、なかなか自分で判断することは難しく、それ以外に子宮頚がんなどの場合で出血している可能性もありますので注意が必要です。

妊娠すると膣内は普段よりも敏感になるため、おりものの異常で切迫流産の早期発見や、その他感染症などの病気にいち早く気づくことでお腹の中の赤ちゃんを守る事につながりますので、 これまで以上におりものの状態をチェックし、観察することがとても大切です。

通常よりおりものの量が増え不快になることも多いかもしれませんが、胎児を守るための現象と理解し、おりものシートなどを利用して不快感を解消するようにしましょう。清潔にすることは大切ですが、シャワーなどで膣内を洗いすぎるのは自浄作用を弱めてしまう危険がありますので注意してください。

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